またまたvimネタ。
世の中にはたくさんの優れたvimスクリプトがあるけど、
自分はできるだけ「軽い」ものが好み。
優れていても重いのはちょっと・・・
というわけで、自分で作りやした。
スクリプトで最低限ほしい機能は次のとおり。
・MRU (最近使ったファイル)
・Buffer List
・Bookmark
とりあえず、これらの「軽い」(Light)なvimスクリプトの公開です。
Lmru.vim,Lbuffer.vim,Lbookmark.vim 合わせてLtoolsという名前にします。
ついでに、Loutline.vimとLquickfix.vimとLfunctreeも同梱・・・。
基本操作)
・起動
次のどれかで起動する
:Lmru
:Lbuffer
:Lbookmark
:Loutline ※注
:Lquickfix ※注
:Lfuncrree
※注 一覧に表示するものがなければ起動しません
・アイテムを開く
アイテムにカーソルがある状態でENTERかo。
o を押した場合はプラグインを終了しない。
・他のプラグインへの切り替え
TABを押すと切り替わる。SHIFT-TABで前のプラグインに切り替わる。
プラグインを横断したい場合にどうぞ・・・
・一覧を更新する
u を押す。あまり使わないかも。
・一覧からアイテムを削除
D を押す。Lbufferの場合はバッファが削除されます。
・閉じる
q を押す。
・一覧を絞り込む
i を押すと2行目の「refine=」にカーソルがいくので、スペース区切りで
キーワードを入れる。
この状態でENTERを押すと絞込み確定して、絞込みモードから抜ける。
TABかSPACEかBSを押すと絞込みモードから抜けないで、一覧に絞込みを実行する。
各プラグインの説明)
・Lcore
これはすべてのプラグインの共通処理を入れているプラグイン。
・Lmru
最近使ったファイルを表示するプラグイン。
デフォルトでは100個まで表示されます。変更したい場合は
vimrc等でg:Lmru_max_countを定義すればできるかも。
・Lbuffer
バッファ一覧を表示するプラグイン。
・Lbookmark
これはLfilerのブックマークを一覧に表示するだけです。
Lfilerがないと意味ないです・・・。
ちなみに、お気に入りに追加する場合は、Lfilerで選択してbを押す。
・Loutline
デフォルトでは以下の拡張子の場合に、アウトラインを表示します。
c,cpp,h,java,as,vim,txt,ini
・Lqucikfix
quickfixを一覧に表示します。
quickfixで一番最初にヒットしたファイルの拡張しをみてsetfしてます。
・Lfuncrree
c言語の関数の呼び出し木(コールフロー)を表示するプラグイン。
ただし、単独動作した場合(:Lfuncrree)にのみ動作するようにしています。
動作には「functree」というソフトが必要になります。
以下から入手してパスを通せばOK。
「プログラマー's研究所/C言語関数ツリー」 http://www.hcn.zaq.ne.jp/no-ji/functree/functree.html
ダウンロード)
物はLtools_v0.0.1.zipです。左側のメニューからどうぞ。
いじょ